Sony Inzone H9のレビュー的なもの

先週の金曜日(7月8日)にSonyが新しいヘッドセットを発売したので、購入して使って見た感想的なものを書きます

 

SonyがInzoneという名のブランドでゲーミング産業に参戦し、ヘッドフォンH3,7,9シリーズとディスプレイM3,9シリーズを発売

 

今回購入したのはヘッドフォンのH9という最上位モデル、使用感とかについては個人の感想なので購入してえなって人は参考程度にお願いします

 

装着感

ヘッドフォンの装着感については密閉型でH9だけ合皮なためフィットしやすい、ただ合皮での欠点として夏場は蒸れるやすいと言った点もあるので嫌な人には嫌かもしれない

 

音質

音響関連のトップクラスであるSonyであるため、流石といったものである

特にノイズキャンセリングについてはびっくりするぐらい外部音をシャットアウトすることができており、私の場合では後ろでエアコンの風と空気清浄機の音が文字通りシャットされており一切聞こえなくなりました

また、後述する専用ソフトから立体音響を有効にすることで、立体的な音を再現してくれるためFPSなどの音の位置を把握するのに役立つのではないかと思っている

 

マイク

はっきり言ってしまえば落第点レベルの音質、ネットの友人とVCを繋いで喋って見たところ、「音質落ちた?」「誰だよお前」「ダ◯ソーの800円マイクやめろ」と罵詈雑言を貰った

実際に自分でも聞いてみたがマイク音質に関しては及第点が貰えそうで貰えないぐらいのものでした

そのため、配信者の方などやマイク音質にこだわる人には別途でマイクを購入した方がベターかと思います

 

専用ソフト

Inzone Hubという専用ソフトを使って色々とカスタマイズすることができるようになっている

項目などについてはよくあるものとなっているが、立体音響に関しては別途のスマホアプリから使用者の耳の形を読み取ってそこから自動で立体音響をしてくれるようになっているので、この辺はアプリの読み取りの仕方などによって変わる可能性があるかもしれない

 

その他メーカの専用ソフトなどについてはあまり使用したことがなかったが、シンプルなUIで見やすいものとなっているので、個人的には◯

 

また、アプリごとに設定をどのプロファイル設定にするのかの設定もできるため、VC画面が全面に出ている時は立体音響がOFFにしたプロファイル、ゲームの画面が最前面にある時は立体音響がONにしたプロファイルにすると言った事ができるので、一々設定を切り替える必要がなくなるのも良い

 

総評

音質・音響関連に関しては非常に良いものとなっており、価格帯に見合っているものと感じられましたが、ゲーミングと名乗っているのにマイク音質についてが落第点となっているため、ここが非常に痛いものとなっております

マイク音質について気にしないにしても、人とVCする時に音質が悪いと結構不快にさせてしまうので、価格帯に見合ったマイク音質になっていたら良かったかと思います

 

上記を踏まえて、ゲームも音楽を楽しみたい人、外部音をシャットアウトしてゲームに没入したい人にはおすすめできるかと思います(超適当)

 

今後の本体やドライバーアップデートなどが入って、マイク音質が改良できるようになれば選択肢として考えるなら全然ありですので、今は様子見するのが良いのじゃないでしょうかね

 

12月19日 追記

いつのまにか本体側のアップデート来ていて「通話相手に送られる音声の品質改善」が発表されていました

 

試しにやってみたところ、会話相手から劇的に良くなったと言われました

なんで最初からこの品質で出さなかったんだ

アップデートしただけで通話品質が上がったのが謎ですが、ノイズキャンセリング機能付きヘッドフォンが欲しいとなったらこの製品も候補の一つとして有りになったと思います