機動戦士ガンダム ククルスドアンの島の感想

映画館で映画を見るのは1年ぶりぐらい(前回は確か鬼滅の刃だった)ですが、ガンダムの新作映画としてククルスドアンの島がやっていたので観に行って来ました

 

内容については概ね満足できましたが、一部不満もありました

 

 

評価点

MS同士での戦闘シーンが迫力があった

閃光のハサウェイと同等ぐらいのCGを使用しており、MS戦については満足できる内容となっていました

特にぽっと出のサザンクロス隊の戦闘については非常にできており、カッコいいと感じることができました

 

原作版とオリジン版を上手く融合されたストーリー

オリジン版の話を元にして原作(TV版)のサイド的な話を上手く落としており、違和感なく落とし込んでいました

スレッガーさんやセイラさんだけでなく、ジョブジョンもしっかり出てきているので、サブキャラ好きにはたまりません

また、敵側のジオンで悪役として登場するのが、マ・クベだけでザビ家は一切出て来ないので、初見の人でも意外と分かりやすいと思いました

 

 

不満点

メインのドアンについての掘り下げがあまりにも少ない

脱走兵という点とかつて所属していたサザンクロス隊の隊長ということぐらいしか分からず、戦災孤児たちをどのように保護したのか?、どのような経緯で脱走したのかが分からず、少しだけ感情移入しにくかったです

 

サザンクロス隊の扱いが雑

ドアンにいた隊のメンバーですが、各メンバーがドアンに対してどのように思っているのか微妙にしか出てきておらず、こちらも感情移入しにくかったです

あとMSもそれぞれ個性でカスタムされていたのに、それが一切活かされずに退場してしまったので結構惜しいと思いました

 

戦災孤児が多すぎてちょっとだけ把握するのが忙しい

原作版よりも戦災孤児が多くなっており、それぞれに一様個性があるのですが、あまりにも多すぎて名前については覚えられないし、どのような役割なのかを把握する程度にしかできませんでした

あと、あの人数をどうやってあの島へ保護したのかが疑問にもなりました

 

 

最終的には私個人は面白いと思っており、ガンダムファンなら見ても損はしないと思います

ただ、オリジン版準拠でキャラクター等が描かれているので、オリジン版が受け付けない人には少し苦痛になるかもしれません

総合点:85点ぐらい